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困りごとの解決提案

困りごとの解決提案

製品に機能を付加したい

製品に機能を付加したい事例の紹介

事例1

滑らかな書き心地を得るための塗装への転換

ホワイトボード

お困りごとの経緯

ホワイトボードの困りごと

ホワイトボードは書きやすさ、消しやすさを追求していた!

ホワイトボードに文字などを書く場合、滑らかな面による書きやすさ、消す際の消しやすさが求められていた。

<従来の塗装方法>

従来は、マジックの溶剤に耐えるために、溶剤の焼付け塗装が行われていた。

以前のホワイトボードの写真
前処理:
カラー鋼板
塗料:
メラミン溶剤塗料
乾燥:
焼付け
求めていたこと

ホワイトボードは滑らかな面が求められていた。

提案

当社からの解決提案と結果

ホワイトボードにおける解決提案と結果

アクリル樹脂の粉体塗装で塗面の滑らかさを確保!
提案
書きやすさと消しやすさを得るためには、塗面の潤滑性が重要となります。そのため、防汚性に優れたアクリル樹脂による粉体塗装を提案しました。
結果
汚染性に優れたアクリル成分の入った粉体塗料を使用することで、書きやすさと消しやすさの両方を得ることが可能となりました。また、耐溶剤性の効果を得ることができ、お客さまから高い評価を得ることが出来ました。
提案後のホワイトボードの写真
前処理:
カラー鋼板
塗料:
アクリス粉体塗料
乾燥:
焼付け
解決提案と結果のポイント
化成処理によるメリットや効果

粉体塗装の強みは、耐候性、防錆性のみではありません。
アクリル樹脂を用いた粉体塗料はメラミン樹脂の溶剤塗料と比較して、耐汚染性、鮮映性が非常に高い塗膜の形成が可能です。

  アクリル粉体塗料 熱硬化メラミン
溶剤型塗料
試験方法
鮮映性 ◎ ◎ 目視
耐薬品性 口紅 ◎ ◎ 目視
マジックインキ ◎ ◎ 20℃の環境で24時間後にアルコールで拭き取り

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事例2

静電気による塵埃の付着を防止する塗装への転換

薬品製造機械

お困りごとの経緯

薬品製造機械の困りごと

電気を発生する配電盤は、塵埃による火災に悩んでいた!

精密機器を生産する機器の配電盤の場合、静電気によるゴミ、ホコリの付着への対策が求められていた。

<従来の塗装方法>

従来の塗装はメラミン焼付け塗装が行われていた。
この場合静電気対策が行われていないために、ホコリが付着していた。それが影響し、生産している精密機器に影響を及ぼし、対策が求められていた。

以前の薬品製造機械の写真
前処理:
脱脂のみ
塗料:
メラミン溶剤塗料
乾燥:
焼付け
求めていたこと

ゴミ・ホコリなどによる火災対策を求めていた!

提案

当社からの解決提案と結果

薬品製造機械における解決提案と結果

帯電防止塗料で、静電気による塵埃の付着を軽減!
提案
静電気対策として、帯電防止塗料を提案しました。
結果
帯電防止塗料を採用することにより帯電防止膜を形成し、ホコリの吸着から精密部品を守ることが可能となりました。
提案後の薬品製造機械の写真
前処理:
リン酸亜鉛皮膜処理
塗料:
メラミン粉体塗料+帯電防止塗料
乾燥:
焼付け
解決提案と結果のポイント
帯電性とは

帯電防止塗料は、文字通り、静電気が帯電するのを防ぐ塗料です。金属やプラスチック表面に発生する静電気を短時間で減衰させます。帯電塗料が使用されるのは、主に以下のような環境になります。

  1. 情報通信分野の静電気障害の防止
    例えば、塵やゴミなどの吸着現象といったクリーンルームの清浄度保持のトラブル防止、静電気放電の火花や熱による半導体部品などの破壊防止等

  2. 石油プラント、危険物取り扱い工場等で静電気による引火や爆発防止等

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事例3

汚れの付着を防ぎ、メンテナンスを容易にする塗装への転換!

トンネル

お困りごとの経緯

トンネルの困りごと

トンネルでは、排気ガスや塵埃の汚れ対策に悩まされていた!

トンネルなどの場合、排気ガスや塵埃などが舞う環境にあり、タイルが使用されていた。また照明器具や表示灯、標識の汚れが発生し、その防汚対策に悩まされていた。

<従来の対策>

従来は、防汚の目的を果たすために、壁面にタイルが利用されていた。しかし施工性の悪さから剥落などが発生し、代替の対策が求められていた。またタイルのコストがかさんでいた。更に照明器具などのメンテナンスに時間がかかっていた。

以前のトンネルの写真
対策:
タイルの使用
求めていたこと

排気ガスなどの汚れを防ぎ、メンテナンスを容易にする塗装を求めていた!

提案

当社からの解決提案と結果

トンネルにおける解決提案と結果

無機質塗料で防汚・メンテナンス性向上・材料のコスト削減!
提案
コストの高いタイルやパネルではなく、コストの安いめっき鋼板に無気質の塗料を塗布することを提案します。
結果
めっき鋼板であったとしても無機質塗料を塗装することにより、トンネル内の汚れの付着を軽減することが出来ました。また、無機質塗料の汚染除去性により、排ガスなどの汚れを容易に除去できるようになり、材料のコスト削減とメンテナンスコストの削減の両方が可能となりました。
提案後のトンネルの写真
前処理:
めっき鋼板を使用
塗料:
無機質塗料
乾燥:
焼付け

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